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医学と医療の違い 日本の将来の医療を考える

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代替・補完 統合医療についてIntegrated care

はじめに

現在、わが日本国では男女共に平均寿命世界第一位の座に収まってから久しい。
が、その”長寿大国”の実態には、国民所得の何と三割が医療費でしめられているという
ちぐはぐな現実が隠されています

糖尿病では1620万人、高血圧症が3500万人、高脂血症は2000万人 がん患者は200万人、
人工透析は20万人、アレルギー症では、実に国民の3割が罹患していると 言われています

医療・衛生・栄養状態は格段に進歩している筈なのに日本人のかかる病気は 増える一方。
これでは”長寿大国”ではなく、”慢性病大国”ではないかといえるでしょう。

中でも、ガンは死亡原因の第一位に君臨、年間30万人以上の方が亡くなっています
『がん撲滅10ヵ年計画』を策定、膨大な予算を使い、癌克服への研究を30年以上続けているのに
米国ではガンにかかる人々が減少しだしているにも拘らず、
日本のガンによる死亡者は増加の一途なのです

既に少なからぬ患者たちが、従来の治療法を嫌って、生活習慣や免疫力の改善による治癒を期待する
「代替療法」を探し求め、選択する潮流が芽生えてきました。
そしてこの考え方は、他のすべての難病・生活習慣病にも当てはまります

100年前に無かった病気

それは、この100年間に出てきた問題から作られた病気のはずであります。
ということは、その問題をできるだけ生活の中から排除し、意識的に取り組んでいかないと
現代社会に起こっている様々な新種の病気にはとても対応していけません。

増えるアレルギー、ガン、膠原病・・・

いまこそ、考えられる全ての手段を講じて、自分たちの健康は自分たちで考える時代なのだと思います

代替・補完 統合療法

「がん患者の死亡率は年々低下、今やガンといえども近い将来、克服することができる」

・・・という楽観的な観測があります。

ところがこの事実(数字)には裏があるのです
癌で死亡する患者数自体はいっこうに減らず、微増を続けているからです

つまりそれは、分母となるガン患者数が飛躍的に増加しているが故の数字のマジックなのです

例えば1993年の患者数が90万8000人に対し、96年には136万3000人と、
何とわずか3年間で1.5倍になっています。
現在、ガンに罹っている人は約200万人、いまや3人に1人が癌になり、
2人に1人がガンで死ぬとも言われています。

米国では、90年代に入り、癌に罹る人が減りだしています。
70年代に報告されたナクガバンレポート以来、ガン撲滅のために、動物蛋白食を減らし
オーガニック野菜食を中心とした食生活とライフスタイルの確立を米国NCI(国立ガンセンター)
が中心となって展開した結果であります。

そして西洋医学一辺倒ではなく、補完・代替医療を研究し、医療現場に栄養療法や物理療法なども
取り入れた統合療法を実践した結果に他なりません。

米国では、1992年米国議会は国立衛生研究所(NIH)内に、代替医療事務局(OAM)を設立し、
1992年と1993年に事務局に200万ドルの資金を割り当てられました。
議会命令はOAMの目的の大要を以下としています。
 ・代替薬物医学治療の評価を促進する
 ・代替療法の効果を調査し、評価する
 ・代替医療に関して一般市民と情報を交換する情報集散センターを創設する
 ・代替医療の治療におけるリサーチトレーニングを支援する

その後OAMの予算は着実に増えて1997年には1200万ドル。
更に、1998年に入るとOAMは格上げされNCCAMとなり予算も2000万ドルと増額され、
NIHの18の機関やセンターと肩を並べるまでになった。

そして1999年には前年度比2.5倍の5000万ドルの予算が割り当てられ
2009年には3億ドル(約256億円)の予算が割り当てられています。

米国における代替医療の取り組みかたは凄まじいものがあります

近年では全米の医科大学、医学研究センターなどの代替医療研究に国費の補助が行われつつあり
一方、医学校の学生の強い要望に答え、現在全米の医学校125校のうち少なくとも75校(60%)で、
代替医療に関する講義も始まっています。

日本に西洋医学を教え、国民は現在でもそれを信じて生活していますが
3億円の費用を出すか出さないかで大騒ぎしているのが現状です。

また保険のあり方の違いはありますが、日本のガンの治療方法では、手術、放射線、抗がん剤の
通常療法しか保険が適用にならないのも現実です。
代替医療や統合医療に国費を出していない現状ですから、この部分では優位に立っていて
当然なのではないかと思いますが現実は異なります。

しかも、この三大療法のために命を落としている事例も少なくない事は忘れてはいけません。

勿論、現代医学は、格段に進歩しており、ウィルス性の感染症など”敵がはっきりしている”
症状に対しては、抗生物質やワクチンを駆使して劇的な治療効果をあげており、内視鏡手術は
ほんの一握り切除することで、生態へのリスクを著しく減らすことに成功しています。

しかし、ガンや糖尿病、高血圧症、リウマチ、アトピー性皮膚炎などの慢性病に対しては
お手上げというのが実態です。難治療性疾患の頂点に君臨するガンにしても
「抗がん剤で25万人近くが殺されている」と証言する医師も少なくありません。

代替医療が広まりつつある今日、その療法を主治医に相談したことで、
その病院も追い出されるケースもあるといいます。

いわゆる”ガン難民”というものです。

こうした医師による高圧的な通常医療を受け、一度しかない大切な命を、どうやって
良い方向へもっていくのか、自分の意思で選択できず、命を落とす必要はありません。

また盲目的にサプリメントや民間療法に走るのも得策ではありません。
それをビジネスとする、とんでもない輩が暗躍している場合もあるからです。

要は、正しい情報を収集し、西洋医学と代替医療の良いところをみつけ
統合的に病に迫るという姿勢が大事なのです。

何よりも大事なのは「病をつくったのは、自分でもある」という自覚と
「自分の病気は自分で治す」という強い意志であると思います。

新しい医療へ

代替医療を正しく評価し、もっと現代医療に参画させるべきです。

医療問題全体の中で、代替医療を正しく評価することの重要性が増してきていると思います。
西洋医学の側では、「代替医療は科学ではない」と批判する人も多いですが
全部が科学的にわからないからこそ代替医療なのです。

生命そのものが、まだ科学的に全部わかったわけではないのに、科学的にわかったものだけで
生命に立ち向かっていくというのは、無謀すぎるのではないでしょうか?

わかっていない部分のある命だから、その未解明のものが生命に作用して効果を生む
という可能性があります。
そういう懐の深さをもつことが、今の医療にはとても大事なことだと思います。

それから代替医療を推進する医師、関係者の人たちも、あまり過大なことを言ったり
患者さんの選択肢を奪うようなことを言わずに、断定することなく対応していくべきだと思います。

わかっていない部分もあるわけだし、目標を過大なものにせずに、着実な目標を立てて
やっていくことが代替医療の信頼を獲得するこちに繋がると思います。

西洋医学と共存し、併せてやっていくという態度が大切です。

アメリカ国民の代替医療の意識

アメリカ国民の代替医療の意識にも目覚しいものがあります。
今から12年前の1992年、この年にアメリカ国民が代替医療に費やした年間費用が
初めて通常医療の病院に支払った年間費用を上回りました。
このことはハーバード大学のアイゼンバーグ教授たちの調査でわかったことです。

国民が病院に支払った費用が128億ドルに対して、代替医療にはなんと137億ドルが
支払われているのです。保険制度の違いがあれ、いかにアメリカ国民の代替療法に対する関心が
高まっているかがわかります

代替療法の中の健康食品に位置づけについて

一部、現代医学の医療現場では、健康食品が科学的検証を十分にしていないことを理由に低く見て
扱うことを否定するところもあります。
しかし、それは医療の本質に逆らった狭い了見です。

代替療法とは、この科学的な検証が十分でないところに特徴があり、それは宿命なのです。
なぜかというと、ある代替療法の健康食品Xが、その作用機序と効果が科学的に検証されて
オーソドックスな医学の仲間入りをしたとします。
するとその時点から、このXは代替療法から外れて、近代西洋医学はその分ボリュームを増します

では、、代替医療は次第に衰弱するかというと、そうではありません。
代替療法や健康食品は次々に新しく生まれてきます。

なぜかというと、生命というものの大きさに比べれば、医学なんてまだ小さいものだからです。
この解明されていない部分に、予測によって近づこうとするのが代替療法なのです。
だから生命が解明され尽くすまで、常にその時代に即した代替療法・健康食品が生まれ
存在し続けることになります。

代替療法は常に予測の医学です。
不明な部分が必ずあります。
しかしだから生命の本質に向かって、より近いところにあるものなのです。

医療は科学だけで成り立つものではありません

代替療法の科学ではない部分を戦術の一つに取り入れていくことは
医療にとって何の差し障りもないことです。

しかし、盲目的な過信は禁物です。
科学的でないということは、いつでも利く、再び利くというわけではないのです。
科学的でなくても自然治癒力に働きかけると思われる療法を提供していく側も
このことは肝に銘じておかなければいけません。

医療の世界では医療者と患者さんが信じあう、両方がともにその治療法を信じことが大事です。

特に代替療法というのは結果が問われるのであって、それほど理屈が完備しているわけではありません

その療法を信じることによって、健康食品の影響の上に信じる気持ちの影響が乗り
その総和としての治療効果が現れるのです。これが医療というもので、医学とは違うのです。

医療と医学の本質的な違い

医療を科学として扱おうとする前提をつくったのは誤りです

医学はテクノロジーですから、そのほとんどは科学の領域です。
そかしそれは医療を支えるひとつの手段にすぎません。
医療は生きることそのものを扱うのですから、そのほとんどは科学ではないのです。

カバーする範囲となれば、医学に比べて医療のほうが、ずっと広大なのです。

それなのに少なくても日本の医療の中では、医学がすべてであるかのような錯覚が
まかり通っています。医療のほとんどが医学で占められてしまったのです。

現代の便利で快適な物質的生活。それは科学の恩恵として素直に感謝するとして
人間らしくのびのびと生きることのほとんどは、科学とは関係のないことです。
しかしそれが病気というステージに入った途端に、科学、科学と言われて
右も左も壁で仕切られ、文字通り八方塞がりで、窮屈そのものです。

窮屈な思いをしていたのでは、病の克服は遠いものとなってしまいます。

まず、心身を解き放ち、自然体になることです。

それが医療なのだから。